子どもの健康について🏥

 立春を迎え、暦の上では春を迎えました。散歩に行くと早くも梅の花が見られ、寒い中でも春の訪れを感じられます。

まだまだ体調を崩しやすい季節ではあり、空気が乾燥していると感染症が流行しやすくなります。高畑保育園でも毎日の手洗いやうがい、玩具の消毒、換気などをしっかりとして感染症対策を行っています(^-^)

 

〖油断できない風邪〗

 子どもは中耳炎や気管支炎、肺炎などを起こすことがあります。喉が「ゼイゼイ」していると、長引くこともあり辛いので、診察を受けるようにしましょう。熱が出てから12時間~48時間が、検査の結果が正しく出るかつ治療を行うのに適切なタイミングです。 ※喘息など既往がある場合は、医師に相談し受診のタイミングを確認しましょう。

症状 咳(ゼイゼイ)・鼻水 喉の炎症 発熱(38℃以上) 下痢・嘔吐  
考えられる病名 溶連菌感染症・RS感染症 マイコプラズマ肺炎・クループ症候群 ウイルス性胃腸炎
※感染力がとても強い
注意すること 激しい咳が続くと、気管支炎や肺炎を合併することがあるため、早期に病院を受診しましょう! 感染力が非常に強いため、きっちり消毒をしましょう!

〖意外と多い子どもの便秘〗

 便秘は“たいしたことない”と考えがちですが、便で痛い思いをしたり、元気が出ず 機嫌が悪かったり、心に影響が出たりと、決してそのままにして良いものではありません。生活リズムを整え、食習慣で改善することも重要ですが、便やお腹の様子を見て、薬を使うことも大切です。便秘状態が長引くと、便秘が治りにくくなります。薬や浣腸が癖になることはないので、かかりつけ医へ相談しましょう!

☆便秘のサイン

・便が週3回以下、5日以上出ない 

・便が出ているのにお腹がパンパン

・トイレを嫌がる・便を出すときに痛がる

☆便秘予防に効果のある食材

・海藻、オクラ、やまいも、ゴボウ→腸内環境の改善

・豆、きのこ、いも類→便量を増やす効能 ※便を硬くすることもあるので水分と一緒に摂取しましょう!

・ヨーグルト、納豆、味噌、酢→腸内環境を整える

・ひじき、わかめ→便を柔らかくする

★オイル(オリーブオイル、ごま油など)を取ることで、 便が柔らかくなり、腸の中で便がスムーズに流れる効果を期待できます。スープなどに入れるのもいいですね。

子どもの体調の変化に気付き、毎日を笑顔で元気に過ごしましょう!

前の記事

うどん作り